月刊「左利きの女」The left-handed woman vol.003

hidarikiki.no.onna
The left-handed woman.

偏愛的 インタビューマガジン

003

毎号1人ずつ、あらゆる方面の左利き女性にインタビューを試みる、偏愛的インタビュー・マガジン「左利きの女」。10人に1人は左利きと言われ、この世界は右利き中心に動いている。コレは「左利きの女」萌え本であり、彼女達へのラブレターでもあり、社会を読み解く未来へのメッセージ。器用にも、そして不器用にも健気に生きる彼女達に迫ります。

月刊「左利きの女」vol.003
「わたしは作られた左利き。」
写真家 左利きの女
1,000円(with tax)

CONTENTS
vol.003 コンテンツ

INTRODUCTION
イントロダクション

「シロー君、左利きの女がいるよ」。学生時代からの友人、Kくんから連絡があったのが半年前。まさかその彼女が、「お母さんに作られた左利き」だったとは。

「ドエライモノを釣り上げてしまった!」それは興奮であり、興味であり、疑いでもありました。だって彼女がウソをついているのかもしれないでしょ。「でも一体、何のために?」そんなこんなを確かめたくて、ぼくは名古屋に向かったのです。

月刊「左利きの女」vol.003
「わたしは、作られた左利き」
写真家 左利きの女
1,000円(with tax)

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hidarikiki.no.onna/The left-handed woman.

about hidarikiki.no.onna
左利きの女について

ある種の偏愛とも言うべき、左利き女性への眼差しが、雑誌になりました。一人で取材に行って、聞いて感じて、写真も撮って、レイアウトに至るまで。全ページ一人で手がけた、小さな個人誌です。

インターネットを使えば世界中に、しかも無料で情報を発信できる世の中ですが、こんな時代にあえての「紙の雑誌」にこだわりました。本棚にそっと飾りたくなる、心の中でゆっくりと熟成される、そんな存在でありたいと思います。

ジャーナルスティックな視点も詰めこんで、本を読み終えるころには、きっと皆さん、「暮らし」や「社会」を疑ってみたり、考えたりする事だろうと思います。でも、そんな僕のたくらみは、ほとんどは失敗に終わると思うので「左利き女子に胸キュン!」大歓迎です。

月刊とついているのは、「コレからも続きますよ」という思いを込めて。創刊100号を目指します。毎号、首を長くしてお待ちください。

profile
著者プロフィール

ヤマナカ・シロー / Shiro Yamanaka
1974年、函館生まれ大阪育ち。デザイナー。実家は大阪・北摂にある老舗ジャズ喫茶。京都芸術短期大学(現・京都造形芸術大学)専攻科映像コース学士課程修了。ヌーヴェルヴァーグに影響を受け、1998年、単身フランスに渡りパリでの生活を始める。帰国後、独学でデザインを学び、2001年、妻のシノリータとデザイン事務所ハイカルチャーを設立。グッドデザイン受賞。